国王ユン・ホワンによって統治されているトンワン王朝では、反王制活動を続けるモーア族が、大規模なテロ結社“闇”を組織して、政府軍に執拗に抵抗していた。“闇”は国外追放されたゲゲンを首領に、横浜洋上に船を浮かべて、国際賭博、売春、麻薬、などの手段で軍資金を稼ぎ、すでにゲゲンの日本邸宅には一千万ドル入りの金庫が収まっていた。政府軍は、その金が武器にかわるのを恐れて、敏腕な女スパイ・ミーチンを日本に潜入させ、金庫奪取を計画した。一方トンワン王国に派遣されていた国際秘密警察官の北見次郎は、ある夜、刑務所裏の暗がりで混血娘と情事にふけっていた。が、そこへ刑務所を脱走した女、白蘭がころがりこんで来た。白蘭を連れて事務所にかえった北見は、ミーチンらの手で気絶させられ、トンワン王宮に連れてこられた。政府軍の情報長官スリタイとスパイ、ミーチンそれに金庫破りの名人白蘭は、...Kitami is requested by the intelligence director, Suritai, to steal a large amount of money from the anti-government guerrillas who fund gangs from Gegen. However, once Kitami infiltrates a Gegen ship in disguise, he discovers there is no cash in the safe, only a cipher on a piece of paper.
展开